ランニングシューズの国内出荷額【拡大】
最近の五輪では2000年シドニーの高橋尚子、04年アテネの野口みずきの両選手に続き、08年の北京もルーマニアのトメスク選手がアシックスのシューズを履いて金メダルを獲得。だが、ロンドンでの4大会連続金メダルはならなかった。
一方、ナイキを使ったマラソン選手は大活躍。女子は金メダルをとったエチオピアのゲラナはじめ、表彰台を独占。男子も金、銀はナイキのシューズを履いた選手だった。アシックスの調べでは、女子マラソンの上位20人のうちナイキの使用者は約7割を占め、次いでアディダスが約2割。残り約1割を他メーカーが分け合い、アシックスの存在感は薄かった。
数少ない成長市場
少子高齢化でスポーツ用品の需要が伸び悩む中、手軽に始められるランニングは数少ない成長市場の一つ。健康志向の高まりを背景に、市民マラソン大会の参加ランナーも増えている。矢野経済研究所によると、ランニングシューズの国内出荷額は08年以降、毎年15%前後の伸びが続いており、11年も前年比約17%増の490億円程度に拡大したとみられる。