連日、猛暑が続くなか、コンビニエンスストアでは早くも「中華まん」商戦が活況だ。冷房の効いた室内で「温かいものを食べたい」という声が増えており、需要が本格化する秋口を前に主要各社は、新商品を例年より約2週間早い8月初めから投入。人気キャラクターとのコラボレーションや変わり種の具材を使用するなど、今年は種類も豊富になっている。
店頭で目立つのが、人気キャラクターの限定商品。ファミリーマートはバーチャルアイドル「初音(はつね)ミク」とコラボレーションした「はちゅねミク肉まん」(180円)の販売を14日から開始した。80万個限定の商品で、すでに売り切れ店も出ている。
ファミマは昨年、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」をイメージした「スライム肉まん」が大ヒット。続く人気キャラクターで「二匹目のドジョウ」を狙う。
サークルKサンクスは、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の顔をかたどった中華まん「ハローキティ肉まん」(150円)を、10月16日から150万個限定で販売する。1月に限定販売した「ハローキティまん(カスタード味)」が用意した40万個を完売する人気で、第2弾の販売に踏み切った。
昨年の東日本大震災以降、コンビニに主婦やシニアなどの来店者数が増えたことで、新たな需要を掘り起こすために定番商品をアレンジしたり、価格を引き下げたりする動きもある。