「4K」テレビで事業不振打開狙う ソニー、東芝など相次ぎ投入 (2/2ページ)

2012.8.31 05:00

 競争激化で低価格化が進む大画面テレビ市場で、4Kは特色が出せる商品として各社が開発に力を入れている。

 パナソニックは4K技術を活用し、専用の眼鏡をかけずに高画質の3D(3次元)映像を楽しめる103インチの大型プラズマパネルを開発した。シャープも4Kの技術を開発しており、IFAで商品を発表する予定だ。

 事業不振を打開する武器として各社が期待する4Kだが、高額のため「当面は日米欧の富裕層向け商品」(証券アナリスト)にとどまりそうだ。

 しかも、現在は4K向けのテレビ放送が配信されていないため、既存のハイビジョン映像を4Kの高精細な映像に変換して楽しむことが主流になる。今後はどれだけ専用のソフトを出せるかが、4K普及の鍵を握りそうだ。(大柳聡庸)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。