KDDIの「auショップ」。iPhone5で新規顧客を伸ばしている=東京都渋谷区【拡大】
こうした両社の攻勢に対して、ドコモはこれまでにない苦戦が予想される。ドコモはLTEに対応したスマホを昨年末から順次投入。
今夏モデルでは、アイフォーン対抗の切り札として韓国サムスン電子のスマホ「ギャラクシーSIII」を発売したばかり。
そのため、冬モデルの端末では、新たな看板モデルが発表される可能性は低く、ソーシャルゲームに対応したスマホなどコンテンツサービスで他社に対抗する腹づもりだ。
ドコモは番号持ち運び制度(MNP)での他社への流出超が8月までで43カ月連続となっている。独自のコンテンツサービスで歯止めをかけたいところだが、他社の強力な新モデルの前では流出超の件数がさらに増える可能性が高い。
しかし、それでもドコモには期待したい。1人のスマホ利用者としては、アイフォーンにもアンドロイドにも足りない点を感じる。日本の携帯電話産業を引っ張ってきた誇りをアイフォーンに頼らない新機種の発売で見せて欲しい。(大坪玲央)