その一方、国内ではKDDIが複数のアプリを定額で提供するサービス「auスマートパス」で健闘しており、ドコモの影は薄い。
ドコモは11日、スマホの冬モデル発表会でソーシャルゲームへの参入を正式に表明し、詳細を公表する。基本的には、セガやバンダイナムコなどゲーム大手十数社がdマーケットを通じてゲームを無料で提供。ゲーム内で使うアイテム(道具)の販売を収益の柱に据え、ゲーム会社とドコモが一定割合で分け合う仕組みとなる見込みだ。
ドコモはゲーム会社からゲームの配信手数料も得るが、携帯電話向けの情報関連サービス「iモード」並みに手数料を低く抑え、ソーシャルゲーム大手のDeNA(ディー・エヌ・エー)やグリーに対抗。ゲーム会社の囲い込みを図る。
さらに約6000万人の顧客基盤やブランド力を生かし、ソーシャルゲームを利用したことがないスマホのユーザーを引き込む効果も期待できる。SMBC日興証券の前田栄二シニアアナリストは「年間で300億円から400億円の売上高が見込める」と話す。