「バイク王」新社名に込めた思い　ブランド資産を最大限に生かす (1/2ページ)

【トップは語る】バイク王＆カンパニー社長・加藤義博さん（４１）

　－－９月１日付で社名を「バイク王＆カンパニー」に変更した。その理由は

　「会長の石川秋彦と１９９８年にアイケイコーポレーションを設立、バイクライフの総合プランナーとして中古バイクの買い取り・販売などを手がけてきた。テレビＣＭなどで『バイクを売るならバイク王』のイメージを展開、買い取り実績ナンバーワンという『バイク王』のブランド認知度が向上、ライダーへの浸透度は９８％に達した。こうして培ったブランド資産を最大限に生かすため社名を変更した」

　－－新社名には「＆カンパニー」をつけているが

　「バイク王のもとに、目的を同じくする『仲間（カンパニー）』が集い、一緒に夢を実現するという意味合いを込めた。ステークホルダー（利害関係者）も仲間だ」

　－－ロゴも変更した

　「赤いラインで『王』を浮き出させた。最終的には日本にとどまらず、グローバル展開を考えているので、地球を表す球体の造形にした。日本製バイクは世界に誇れる工業製品で、海外での評価は高い。発展途上国は交通インフラが整っておらず、バイクでの移動が多い。モータースポーツが盛んな欧州ではバイクは文化として根付いている。どこかのステージで世界を目指したい」