カルビー“脱ポテト”推進 「ジャガイモ」のイメージ変えたい (2/2ページ)

2012.10.23 09:00

スーパーマーケットでも大展開しているカルビーの「ベジップス」=19日、東京都大田区

スーパーマーケットでも大展開しているカルビーの「ベジップス」=19日、東京都大田区【拡大】

 2010年3月に近畿の一部地域で試験販売したところ、野菜の自然な甘みやヘルシーさへの満足感などから40~50代の女性を中心に支持を集め、潜在ニーズを見込めると判断して販売エリアや取扱い店を拡大。さらに10月8日から全国展開を始めた。

 売上高は10年の約2億3000万円から、11年には約12億3000万円へと約5倍に伸びており、12年はさらに2倍強の30億円を見込んでいる。さらに2種類を今後追加し、17年には100億円突破を目指す。

 新工場の建設を視野に入れるとともに、米国でのテスト販売も実施するなど、将来的には海外展開も狙っている。

 同社はジャガイモを使ったポテトスナックを強みとし、11年度の売上高1632億円のうち「ポテトチップス」「じゃがりこ」「じゃがビー」の3商品が6~7割を占めた。ただ、「じゃがりこ」の主なターゲットを女子高生に据えるなど、ポテト系は若年層が中心だけに少子化の影響は避けられない。このため、同社はベジップスの拡販で「『カルビーはジャガイモ』というイメージを変えていきたい」としている。(金谷かおり)


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