特保食品の市場はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を対象とした健診が始まる前年の07年に6798億円のピークを記録した。ただ、お茶系ペットボトルの特保飲料が容量350ミリリットルで約170~190円などと「特保食品は価格が高めに設定されている」(日本健康・栄養食品協会)こともあり、09年に5494億円、11年に5175億円と減少が続いている。
このため各社は価格設定の見直しに乗りだし、キリンのメッツコーラは480ミリリットルで158円と、一般のコーラ系飲料並みに抑えた。食事の際に脂肪の吸収を抑えるとされ、発売2週間で年間販売目標の100万ケースを超え、目標を7月に600万ケース、9月には700万ケースに上方修正。好調な売れ行きは「手軽な価格も要因」(同社)とする。伊藤園が7月に発売した「スタイリースパークリング」(158円)も「見込みを上回る滑り出し」という。(金谷かおり)