シャープ本社=大阪市阿倍野区(前川純一郎撮影)【拡大】
同社は11月1日に中間決算を発表する予定で、詰めを急いでいる。
13年3月期は当初、300億円の最終赤字を予想していたが、8月にリストラ費用などを織り込んで2500億円の赤字へと下方修正。今回さらに赤字幅が2000億円も膨らむ見通しだ。
シャープは中小型液晶パネルを経営再建の柱と位置づけている。米アップルなどのスマートフォン(高機能携帯電話)向けに供給を始めたほか、パソコン各社が年末に向けて投入するノートパソコンやタブレット端末での受注を狙っている。
同社は来年9月に2000億円の転換社債の償還を迎えるが、取引金融機関から追加的な支援を得るため、さらに実効性のある収益計画が求められそうだ。