東京ディズニーシーに来夏オープンする新アトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」のイメージ=オリエンタルランド提供【拡大】
一方、USJ(大阪市)の4~9月の入場者数は、前年同期を約2割上回る約490万人。3月にオープンした幼児向けの新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の人気が高く、01年3月の開業以来の累計入場者数が10月29日には1億人を突破。12年度は前年度比約14%増の1000万人の来場を見込む。
ハウステンボス(長崎県佐世保市)は、新設した人気アニメ「ワンピース」のアトラクションが好評。としまえん(東京都練馬区)も今夏の猛暑でプール利用者が増え、それぞれ4~9月の入場者数が大幅に伸びた。
レジャー施設が順調なのは、震災後の自粛ムードが一服した反動増と、昨年の地上デジタル放送への完全移行でテレビなどの耐久消費財に対する消費が一段落したことが背景。
ただ、景気の先行きには不透明感が強く、オリエンタルランドが予測する通期の入場者数は、前期比6.9%増の2710万人と、過去最高の2722万人(08年)には及ばない。第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストは「海外の観光客の取り込みに加え、飽きられないよう魅力あるアトラクションの新設を続けることも重要。各企業の体力勝負となる」としている。(西村利也)