「ニコンD600」【拡大】
ニコンの試算によれば、12年度の世界デジカメ市場は、レンズ交換式が米国やアジア市場で堅調なため、8月の予想を変えずに1900万台と予測。一方、小型デジカメ市場は、中国市場の影響に加え、スマホとの競合激化で8000万台と、従来予想から1500万台下振れる見通し。この影響で、ニコンは今年度の販売台数について、レンズ交換式を10万台上方修正する一方、小型デジカメは100万台下方修正した。
小型デジカメ比率の高いメーカーほど、スマホとの競合の影響は大きい。パナソニックは今年度のデジカメ販売台数見通しを5月の予想時点に比べ27%(300万台)減の800万台(前年度比17.3%減)と大幅に修正。富士フイルムも台数予想を10.5%に当たる130万台減の1100万台(同6%減)に見直した。中嶋成博社長は「小型デジカメ市場はスマホ競合で厳しい」とみており、機能を高めた高付加価値モデルで対抗する考えだ。(今井裕治)