IHIが報道陣に公開した藻から油を取り出す技術の実験施設=7日、横浜市磯子区【拡大】
IHIは、11年夏から藻類バイオ燃料の実用化に向けた研究を本格化しており、「16年頃に事業を始めたい」(成清勉・新事業推進部部長)としている。
ただ、事業化に向けた課題もある。コストだ。現段階の1リットル当たりの価格は1000円以上で、100円以下の石油の10倍以上にも達する。IHIは今後、単位面積当たりの生産量を上げるための大量培養技術や低コストの栽培施設の開発に加え、土地代の安い海外での培養なども進める計画。
こうした取り組みを通じて「20年までには価格を1リットル当たり100円以下に下げたい」(成清部長)としている。