米調査会社IDCによると、2012年4~6月期パソコン世界出荷台数実績シェアは米ヒューレット・パッカード(HP)が15・7%と1位につけ、エイスースは6・9%で5位。同じ台湾のエイサーも4位に入り、台湾勢の強さを示した。日本メーカーは5位以内に入っておらず、「日本企業は台湾の相手と見なされていない」(証券アナリスト)との見方が広がる。
目指すはアップル
「スマホの技術面でアップルと並びたい」。7日、エイスースのマーケット担当者は、何度も強調した。スマホ事業はiPhone(アイフォーン)5を発売したアップルや、韓国サムスン電子が世界市場を席巻しているが、同社は、スマホとタブレット端末を合体させ、それぞれの映像や情報を共有できる新製品を発表。新市場を開拓して巻き返しを図る。
スマホ事業では「日本は台湾のような市場を新たに掘り起こすアイデアも技術も枯渇しており、勝てる要素がない」(アナリスト)のが実情。日本企業にとっても新商品で新たな需要を生み出す“想像力”が復活の鍵になりそうだ。