スズキが9日発表した2012年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0.1%増の1兆2268億円、営業利益が2.2%増の661億円、最終利益は30.9%増の419億円となった。円高や欧州の景気低迷などの減益要因をエコカー減税・補助金制度による国内販売の伸びで補った。
部門別にみると、四輪車事業は新型「ワゴンR」などを投入した国内での販売が好調で、売上高が2.5%増の1兆891億円、営業利益は14.9%増の692億円に伸びた。ただ二輪車事業は、アジアや欧州での販売減から売上高が約2割落ち込み、営業損益は59億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)となった。
7月に従業員らの暴動が起きたインド北部ハリヤナ州のマネサール工場は8月に再開し、10月末時点で日産1700台と通常の操業水準に回復したという。
13年3月期の通期見通しについては、従来の業績予想を据え置いた一方、日中関係の悪化による中国事業への影響から四輪車と二輪車の世界販売計画は下方修正。四輪車は当初計画比6万7000台減の274万台、二輪車は10万台減の260万台に引き下げた。