エイスース、日本シェア拡大に意欲 会長「変革を主導する」

2012.11.15 08:00

エイスースのジョニー・シー会長

エイスースのジョニー・シー会長【拡大】

 パソコン世界5位の台湾エイスースのジョニー・シー会長が14日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、「品質に厳しい日本の顧客の特性を理解し、ブランド力を磨いていく」と述べ、日本でのシェア拡大に意欲示した。現在の日本でのシェアは数%に止まるが、「PC市場が大きく変化するなかで、変革を主導していきたい」と強調した。

 12月には本体内側と外側に2つの液晶画面を搭載し、タブレット端末としても使えるノートPC「エイスース タイチ」を発売する。シー会長は「いつでも、どこでも、仕事にも趣味にも使える」と述べ、日本での拡販に自信を示した。タブレット市場が大きく成長するなか、「コンテンツ(情報の内容)を複数の端末に対応させることが重要だ」と強調し、PCに加えタブレット端末も強化していく姿勢を示した。

 PCを含むデジタル家電業界では、パナソニックやシャープなど日本企業が巨額赤字に陥る一方、エイスースなど台湾企業の台頭が目立つ。会長は「日本企業は規律や協調性に、台湾企業は柔軟性やスピード、独創性に優れている」と分析し、ユニークな商品を迅速に市場に投入できるのが台湾企業の強みだとした。(大柳聡庸)