実証実験に使われる日産自動車の超小型車「ニューモビリティーコンセプト」=15日、横浜市西区の日産グローバル本社【拡大】
日産自動車と横浜市は、19日から横浜中心部で超小型電気自動車(EV)を観光客などに貸し出す実証実験を始める。日産グローバル本社や横浜赤レンガ倉庫など市内3カ所に計8台を用意し、会員登録した利用者が最大3時間半まで公道で利用できる。無料。実験は来年1月31日まで。
使われる超小型EV「ニューモビリティーコンセプト(NMC)」は、全長2.34メートル、幅1.23メートル。最高速度は時速80キロで、4時間の充電で100キロ走行できる。同社はこの車を「原付以上、軽自動車未満の新カテゴリーの乗り物」と位置づけ、国土交通省が仕様や安全基準を定めた認定制度を策定した後、実用化の時期や価格などを検討する。
横浜市内では現在、NMCを防犯パトロールや訪問診療に活用する実験も展開しており、市の担当者は「多目的な用途での有効性を探りたい」と話す。超小型EVをめぐっては、ホンダも来年、さいたま市など複数の自治体で実証実験に取り組む。