NEC、持ち運び可能なDNA解析装置 特定時間25分を目指す

2012.11.23 07:30

NECが開発中のポータブルDNA解析装置=22日、東京都港区

NECが開発中のポータブルDNA解析装置=22日、東京都港区【拡大】

 NECは22日、開発中の持ち運び可能なDNA型解析装置を報道陣に公開した。個人のDNAの抽出、増幅、解析までを1台で行い、犯罪捜査などで半日以上要していたDNA型特定時間は25分を目指す。2014年度までに製品化を目指しており、犯罪捜査の迅速化や現場での容疑者の絞り込みなどに役立つとしている。

 複数の解析装置を1台に集約し、1検体に1枚の使い捨て解析チップを用いて検体の混合を防止。持ち運びできる装置のため、事件・事故現場や各警察署などでも解析できる。

 同社が警察庁科学警察研究所と共同で、従来の解析手法と新装置での解析結果の比較したところ、27検体中26検体で同じ結果が得られ、捜査の支援用途利用できる精度が確認できたという。口腔(こうくう)から採取した検体を解析するが、技術的には遺留物も鑑定することが可能。