任天堂は8日午前8時、家庭用の据え置き型ゲーム機「Wii U(ウィー・ユー)」(基本セットは2万6250円から)を発売した。
Wii Uはタッチパネル付きのコントローラーを使ってテレビのないところでも遊べるほか、オンラインで他のユーザーと交流できる機能「ミーバース」を搭載。同社は6年ぶりの新モデルで新しい遊び方を提案し、業績回復を狙う。
東京都豊島区の「ビックカメラ池袋本店」では、前日の7日午後6時から事前予約していた客が列を作り始めた。発売開始時には、同店スタッフが全員でカウントダウンをして盛り上げた。
埼玉県の大学院生の男性(24)は「発売をずっと待っていた。ミーバースを使って、世界中の人たちとゲームの楽しさについて語り合いたい。早く家に帰って遊びたい」と笑顔で話していた。