Googleのメールサービス「Gmail」で知らない間にメールを送信される“乗っ取り”被害が相次いでいる。独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)はここ数日、多数の相談が寄せられているといい、「自分のアカウントが大丈夫か、常に意識してほしい」と呼びかけている。
IPAセキュリティセンターの青木眞夫研究員によると、クリスマス前後から「自分のアカウントから知らない間にメールが送られていたようだ」「知り合いからおかしなメールが届き、不安だ」といった相談が非常に多くなっている。
“乗っ取り”被害に気づいていない場合も多く、「送信済み」やGmail画面の最下部にある「アカウント アクティビティの詳細」から不審なメール送信やログインの形跡がないか確認する必要があるという。