大勢の買い物客でにぎわったJR大阪三越伊勢丹の昨年の初売り=平成24年1月2日、大阪市北区(志儀駒貴撮影)【拡大】
JR西側は、三越伊勢丹側に「阪急百貨店にはできないことをやってもらいたい」と要請した。
これに対し、三越伊勢丹側は「東京・新宿でやっている店づくりは、うちでしかできない」と反論。その店づくりとは、ブランドにとらわれずにバイヤー(買い付け担当者)の力量で売れ筋商品を並べる「自主編集売り場」。だが、ブランド志向の強い関西の消費者に、自主編集売り場が支持されるかどうかは未知数であり、結果的に開業以来、支持されたとは言い難い状況が続いている。
再生のキーワードは「現場力」?
JR大阪三越伊勢丹が苦戦する一方、他のJR駅ビルの百貨店はいずれも好調に推移。JR東海が名古屋駅に建てた駅ビル「JRセントラルタワーズ」に、平成12年に開業したジェイアール名古屋高島屋。23年3月以降、単月の売上高では地域一番店の松坂屋名古屋店を上回る月が増加している。