日本航空は9日、ボストン国際空港で、現地時間8日に起きた成田行きの最新鋭機ボーイング787が離陸前に燃料漏れを起こした原因について、「本来は開くべきではない中央燃料タンクと左翼タンク間のバルブが開き、左翼タンクの燃料があふれ、その一部が機体の外に漏れ出した」(広報部)と説明した。
燃料は緊急時に燃料を機体の外に放出するベント(穴)などを通っており、機体のそのほかの部分に影響はないもようだ。同機は燃料システムを点検し、バルブの緊急補修を行い成田に向け出発した。
成田到着後、バルブなどの関連機器を交換。故障した機器を工場で解析し、原因を解明する。
国土交通省は同社に対し状況や原因の適時報告を求めているが、「現段階では(同型機すべての)緊急点検などは指示はしていない」(航空局航空事業安全室)としている。