年度末商戦に向け、ビデオカメラの新製品投入が相次いでいる。スマートフォン(高機能携帯電話)などに押され世界市場の縮小が続く中、ソニーなど各社はスマホとの連携や無線通信に対応するなど「スマート化」を強化する一方、専用機ならではの機能を充実させて存在感を示したい考えだ。
ソニーはビデオカメラ「ハンディカム」の新モデル6機種(店頭想定価格6万5000~15万円前後)を18日から発売。新モデルのうち3機種で映像を投影するプロジェクター機能を備え、スマホやタブレット端末などに接続すると撮りためた映像を外出先などで大勢で鑑賞できる。従来モデルと比べ手ぶれ補正幅を13倍に高めた独自の「空間光学手ブレ補正機能」の搭載製品も増やすなど高機能・高画質化も図った。
パナソニックは新モデル5機種(同4万~14万円前後)を25日から発売。最上位機種では3つのセンサーを採用して高解像度を実現するほか、Wi-Fi(公衆無線LAN)で撮影しながら動画配信サービス「ユーストリーム」に配信できる機能を初めて追加した。