「エコハイルクス」シリーズの電球各種【拡大】
人の体温に反応して照明のオンオフを自動で行う人感センサーを内蔵したLED電球や、部屋の明るさに応じて照度を自動でコントロールする照明-。アイリスは切れ目なく新製品を投入し、市場での存在感を高めている。11年10月には、リビングや寝室を照らすシーリングライトを他社の3分の1を切る1万5000円で売り出した。エコハイルクスシリーズは、電球の販売から約3年でトータルで150アイテムに達した。
こうした商品開発のスピードを支えるのが毎週月曜日に行われる「新商品開発会議」だ。8時間を超える“マラソン会議”になることも珍しくない。会議のテーマはもちろん「消費者目線の商品開発」だ。実際にホームセンターの売り場に立って消費者から意見を聞き、新商品を用意して会議に臨む社員もいるという。
また、大山健太郎社長自らがその場で決済を行うため商品開発のスピードは驚くほど速く、同社が生み出す商品は年間1000アイテムを超える。アイリスでは昨年から電機メーカーを退職した技術者の採用を進めているが「移籍組は、最初はスピードについていくのがやっと」(同)と笑う。