アフリカに進出する日系企業は北・南部アフリカを中心に24カ国333社。このうち168社から回答を得た。調査は12年8~10月に実施した。
調査では、世界経済を上回る成長を続けるアフリカは豊富な資源に加え、将来は中間層の成長で消費市場の魅力が高まり、67.3%が「今後の重要度が増す」と回答、なかでも東・北アフリカへの関心が高い。
将来の成長をにらみ日本の対アフリカ直接投資残高は、11年末で前年末比31.5%増の80億8000万ドル(約7272億円)。一方で中国は資源確保に向けた官民総力戦を展開、韓国家電メーカーの存在感も増しているという。