KDDIが発売するスマートフォン「インフォバー」の新機種=24日、東京都渋谷区【拡大】
KDDI(au)は24日、スマートフォン(高機能携帯電話)「インフォバー」の新機種「A02」を発表した。次世代の高速通信規格「LTE」に対応しており、2月中旬から全国で順次発売する。
端末は台湾HTC製で、基本ソフト(OS)は米グーグルのアンドロイド。4.7インチの高精細ディスプレーを搭載したほか、暗い場所でも撮影できるカメラなどを備えた。電池容量も増やし、次世代高速通信規格「LTE」で連続約430時間の待ち受けが可能という。
気に入った写真や音楽、書籍などをパネル化してホーム画面に直接貼り付けることができ、「自分だけのオリジナル仕様の携帯」(田中孝司社長)を楽しむことができる。
KDDIは米アップルの「iPhone(アイフォーン)5」などが好調で、昨年12月には通信会社を変更後も同じ番号が使える「番号持ち運び制度(MNP)」が10万2400件の転入超。NTTドコモ、ソフトバンクモバイルなどを押さえ、15カ月連続で首位だった。
デザインや操作性に定評のあるインフォバーの新機種投入で、さらにライバルを引き離す考えだ。