電源を入れてから画面が立ち上がる起動の速さも売りで、連続して使用できる時間もパソコンより長い。そのためノートパソコンに代わり、社内会議のほか、営業、販売といったビジネスの現場で重宝されている。医療や教育現場での活用も進む。
タブレット端末の市場は、2010年の米アップル「iPad(アイパッド)」の登場で火がつき、ほぼ市場を独占した。
現在は画面サイズがスマホよりやや大きく、男性用スーツの胸裏ポケットにも収まる7インチクラスの「小型タブレット」が人気で、昨年、相次いで発売された。
高いブランド力に強みを持つアップルが昨年11月に「iPad mini(アイパッド・ミニ)」(2万8800円~)を投入し、米グーグルやアマゾン・コムといったインターネットサービス大手が、低価格製品で対抗した。グーグルの「ネクサス7」は1万9800円、「キンドル・ファイア」は1万2800円からだ。