北海道コカ・コーラボトリング(札幌市清田区)は、消費電力を従来比約10%削減できる「ピークシフト自動販売機」を導入する。まずは、札幌の中心部で5日から7日間開催される「さっぽろ雪まつり」の会場に18台設置する計画だ。
同社は「さっぽろ雪まつり」会場を手始めに、今年中には道内1500台に設置する。原子力発電所の停止など伴い、電力需給が逼迫(ひっぱく)するなか、自販機の省エネ化で節電対策を強化していく。
ピークシフト自販機は昨年、日本コカ・コーラと富士電機が共同開発し、東京などでは導入が始まっている。断熱効果と気密性を向上し保冷能力を高めることで、夜間に商品を冷やし電力需要が高まる日中に冷却を止める仕組み。
夏場の昼間の消費電力を従来比で95%削減でき、一部の飲料を温める冬場も68%削減できるという。日本コカ・コーラでは、全国で年間2万2500台の設置を目指している。