マネー情報誌などが並ぶ三省堂書店神保町本店の雑誌売り場=8日、東京都千代田区【拡大】
月刊誌では、「アベノミクスで爆騰!300円株150銘柄」を打ちだした「ネットマネー」(産経新聞出版)3月号が、平成18年3月の創刊以来、初めて完売した。
「4月号は発行部数を大幅に増やし、需要増に対応する」(同社)方針だ。同じく月刊の「日経マネー」(日経BP社)も1~3月号の実売部数が、昨年10~12月号に比べて約6割増加した。
東京株式市場の日経平均株価は今月6日、平成22年4月につけたリーマン・ショック後の高値を更新。上昇相場が続く株式市場に個人投資家の関心が集まっており、一般週刊誌でも「週刊現代」(講談社)や「週刊文春」(文芸春秋)が巻頭で「アベノミクス」や投資ノウハウについて相次いで特集。相場回復に合わせて、今後も投資情報の話題が誌面をにぎわすことが増えそうだ。