「通貨安競争」G20で為替言及避けよ 元日銀理事・平野英治氏 (1/2ページ)

2013.2.14 08:00

元日銀理事・平野英治氏

元日銀理事・平野英治氏【拡大】

 モスクワで15、16日に開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、安倍晋三政権の経済政策を政府レベルで説明する初の機会だ。アベノミクスへの期待の一方で、円安に対しては、海外から「通貨安競争」を招くとの批判も出ている。G20での日本の対応について、元日銀理事で、トヨタファイナンシャルサービス副社長の平野英治氏に聞いた。

 --円安が進んでいる

 「貿易赤字や米国の金利上昇など、日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を考えれば、円高は修正されて当然だ。アベノミクスは円安のきっかけにすぎない。景気低迷にもかかわらず、円がドルやユーロに対して2~3割も高い昨年までの為替水準の方が異常といえる」

 --日本発の通貨安競争との批判がある

 「アベノミクスの主眼は為替水準でなく、デフレからの脱却だと堂々と説明すればいい。一方で、政治家が為替の適正水準に言及するのは、市場をゆがめかねず、日本の説明の説得力を損ねるので避けるべきだ」

日銀が政治の“圧力”を受けているとの見方があるが…

  • 「アベノミクス」高まる日本の存在感 榊原英資氏「新政権アピールの絶好機」
  • 出版界にも「アベノミクス」効果 マネー誌に思わぬ“特需”

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!