大林組が環状二号線プロジェクトのビル外壁施工で行っているパネル引き揚げ作業の様子=東京都港区【拡大】
環状二号線プロジェクトでは1フロア当たり140枚のパネルをはめ込む必要があるが、工期が3年ほどと従来の再開発事業に比べて短いうえ、ビル地下のトンネル工事も同時に行うなど敷地や施工に制約がある。
このため、揚重や移送に関わる重機や人手を使わずに工事を進められる工法が求められていた。
従来工法では工程上、パネルは1日約20枚の設置にとどまり、強風時には休業を見込まなければならなかった。新工法では最大30枚の設置が可能で、風の影響による作業中止日を半減できるなどにより経費、人件費を抑制できる。
また、パネルを設置するために建物内の仮設エレベーターを使用しないで済むため、他の作業にあてることができ、トータルの工程短縮にも寄与する。