シャープ本社=大阪市阿倍野区【拡大】
このためサムスンにとっては、ヘルスケア(医療・健康機器)や環境エネルギー分野など、新事業のM&A(企業の合併・買収)に資金を使う必要があり、液晶事業に新たに投資する余裕はないのが実情。これに対しシャープとの資本提携は投資リスクを抑えつつ、安定的に液晶パネルを調達できる利点があった。
経済ジャーナリストの財部(たからべ)誠一氏は「サムスンにとっては、最低限の出資でパネル調達をスムーズに拡大したい意向が働いている。安くて良い買い物をしたということだろう」と指摘している。