--大規模な構造改革が一段落した経営の現況は
「国内外ともに右肩上がりで成長するのは難しく、断腸の思いで人員削減などの構造改革を行った。一定の規模を保ちつつ、利益を出せる態勢が整った。大規模な改革は終了したが、事務系業務の外部委託などの効率化は継続的に行う。売り上げ拡大も模索する」
--近く中期経営計画を公表する
「情報通信網の構築と各種公共システムなど社会インフラ整備で培った技術の活用が計画の中心となる。国内外で高い価値を提供できるはずだ。成長のスピードは、国内事業の比率がまだ高いため、日本の国内総生産(GDP)成長率に比例するとみている。それに海外事業を伸ばして1%上乗せしたい」
--経営強化に向け4月から全社横断部門の設置など組織改編を行う
「海外などで情報通信技術のサービス領域を広げることが主な狙いだ。ネット上にある大量の情報を分析する『ビッグデータ』などの分野は急速に技術水準が高まっている。それを最大限活用して価値を創造し、提供する。海外の売上比率を高めるのは必須で今後3年間でしっかり足場を作りたい」
--携帯電話事業はどうする
「さまざまな形のパートナーシップを模索している。米アップルと韓国サムスン電子などが席巻する国内市場での消耗戦を打破して世界に打って出ないといけない」(是永桂一)