鹿島は14日、福島第1原発事故の影響を受けた被災地向けの高圧除染車を開発した、と発表した。アスファルトやコンクリートの舗装道路で地表面の放射線量を9割程度減らせるため、被災地の復旧・復興の加速につながりそうだ。
除染車は人手の作業による2次汚染を防ぐために昨年9月に試作。福島第1原発から20キロ圏内にある福島県田村市の除染作業で試験的に使用した結果、人手の作業に比べ1日当たり約10倍(3500平方メートル)の面積を除染できたとしている。
現在は「世界に1台しかない」(菊池茂環境本部次長)が、今後は被災地の除染状況などをみて、2台目以降の増車も検討する。