ソフトバンクが高速通信網を強化 イー・アクセスの基地局を共用に

2013.3.21 17:56

 ソフトバンクモバイルは21日、スマートフォン(高機能携帯電話)向け高速データ通信サービス「LTE」で、グループ会社となったイー・アクセスの基地局と自社の基地局の両方が同日から一部で共用可能になったと発表した。混雑していない方の基地局をスマホが自動的に選択して接続するという。

 利用できる端末は米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)5」とタブレット型端末「iPad(アイパッド)ミニ」、「同レティーナディスプレイモデル」。当初は通信量の多い都市部からスタート。順次、対象地域を拡大していく。

 同日会見した孫正義社長は「3月末のLTE対応基地局数は、総務省に当初届け出た1万6000局から約2万局に大幅に前倒しできた」と表明。来年3月末には3万8000局まで増やす計画だ。

 また、基地局のカバーエリアを狭く設置する小セル(細胞)化により基地局当たりの利用者数を少数化したほか、契約者宅に340万台の無線LAN接続装置「Wi-Fi(ワイファイ)」ルーターを無償配付するなどしてネットワークの負荷を軽減。「音声もパケット通信も最もつながりやすくなった」とネットワーク改善策の成果を強調した。

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