総務省が27日公表した2012年12月末時点の電話の契約数は、固定電話が前年同期比0.4%減の5679万件と減少する一方、PHSを含む携帯電話は6.5%増の1億3836万件と増加した。固定電話の契約減少、携帯電話の増加はここ10年近く続いており、「固定離れ」がますます加速している。
固定電話の内訳では、NTT東西の一般加入電話が前年比9.0%減の計2921万件。一方、インターネット回線を使ったIP電話は15.3%増の2326万件に増えた。
携帯の市場シェアでは、NTTドコモが前年比1.8ポイント下落の44.1%だったが、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が好調なKDDIは0.2ポイント上昇し26.6%、ソフトバンクモバイルも1.2ポイント上昇の22.6%に伸びた。