航空機部品の板金加工を行う作業員。三菱重工業は生産体制を再編し、航空機需要の拡大に対応する=愛知県内【拡大】
ただボーイングはB777の増産に乗り出しており、B787の主翼製造なども担当する大江工場では対応に限界があるため、江波工場の生産設備を増強。B777の部品製造なども大江、飛島両工場から移管する方向で調整している。
投資額は約80億円に上る見込みで、製造から組み立てまで一貫して行う態勢が整う。
一方、B787はバッテリートラブルで運航停止中だが、長期的には利益貢献が期待できる。このため、年内にも大江など名古屋地区の工場で月10機の生産ができるようにする。
年内の初飛行を目指すMRJについては、大江工場で開発を加速。2015年度からの量産に向け、名古屋市に隣接する豊山町の小牧南工場近くに工場を新設することも検討する。