約500人の報道陣を前に、現代の金忠鎬(キム・チュンホ)社長は「みんなをひきつけてやまない最高品質のスポーツカーだ」と述べた。
年間約150万台の韓国市場は、長らく韓国メーカーの独壇場で、現代グループのシェアは7割を誇る。だが、米韓FTAによる関税の引き下げや、車両の認証基準の規制緩和などで、海外メーカーの進出が容易になった。
昨年末以来の円安も加わり、日本勢の競争力が高まっている。一方で、輸出に頼る現代はウォン高により競争力の低下を招いている。
トヨタ自動車は、米韓FTAの恩恵を受けようと、北米で生産する中型セダン「カムリ」を韓国向けに輸出し、日本からの輸出の際に課せられていた関税分を価格に反映。平成24年の韓国内での販売台数は、前年比2・2倍の1万795台と急増した。カムリは25年の「韓国カー・オブ・ザ・イヤー」に輸入車で初めて選ばれ、品質面でも高い評価を受けた。