今年は昨年に比べて期間中の平日が1日多く、長い休みがとりにくいうえ、沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島の問題が尾を引く中国と韓国は低調な一方で、ハワイやシンガポール、タイ、台湾などが人気を集めている。遠距離の欧州も堅調という。
一方、1人1回当たりの平均旅行費用は、国内が2.9%増の3万5900円、海外が6.4%増の22万3400円とそれぞれ前年を上回る見通しで、やはり景況感の改善が影響しているとみられる。
期間中に国内・海外旅行で使われる費用の総額も3.5%増の9245億円を見込む。
JTBが1200人を対象に行ったアンケートによると「支出を増やしたい」とする人の割合は昨年の12.7%から25.1%と大幅に高まっている。ただ、同社は「現地の出費を節約する傾向もうかがえる」としており、外国為替市場で円安傾向が続いていることが影響しているとみられる。
旅行動向予測はアンケートや航空会社の予約状況、旅行商品の販売状況などからJTBが独自に推計した。