インタビューにこたえる市光工業のオードバディ・アリ社長=4日、神奈川県伊勢原市の同社本社(古川有希撮影)【拡大】
自動車部品メーカー、市光工業のオードバディ・アリ社長は、5日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、東南アジア諸国連合(ASEAN)での開発体制を強化する方針を明らかにした。日系自動車各社がASEAN生産を強化するのに合わせ、自動車用ランプやミラーの供給態勢を確立し、受注拡大を狙う。
同社は昨年末、タイ東部のラヨーン県に実験設備を持つ開発拠点を設置。今年3月にはランプやミラーなどを生産する工場も稼働させた。
オードバディ社長は「日本車メーカーがASEANで成長している。部品をただ組み立てるだけでなく開発力を強化する必要がある」と開発拠点設置の意図を説明した。
同拠点の人員は現状の30人から来年3月までに100人に増強する予定。インドネシアとマレーシア工場でも技術者を増員する。「2、3年のうちにはASEANで開発から生産まで一貫して手がける」計画だ。