4月に開所した伊マセラティのショールーム「マセラティ紀尾井町」=東京都千代田区【拡大】
販売担当者は「アベノミクスは迷っている方の背中を押す強い要因になっている」と話す。経済回復ムードに新車攻勢も加わり、13年の販売目標を同社として過去最高となる650台に設定した。
伊フェラーリも12年度の販売台数は45.7%増の558台と躍進。フェラーリ・ジャパンの担当者は「ショールームへの来客数が今年に入って昨年より23%増え、新規顧客も目立ってきた」と明かす。平均価格帯が2000万円を超える英ベントレーは51.4%増の224台、3000万円を超す英ロールス・ロイスも26.3%増の96台と軒並み大幅な販売増となっているという。
一方で、かつて100万円を切っていた軽自動車も単価が急上昇。ホンダ「N BOX」の平均価格が140万円を超えるなど軽自動車にも高価格化の波が押し寄せている。業界関係者は「他業界に比べて一足早いデフレ脱却の動きが出てきたのかも」と話している。