ドイツの建設機械見本市でコマツが発表した新型ブルドーザー(同社提供)【拡大】
ICTブルドーザーは、データと建機を連動させることで操縦を半自動化し、熟練者並みの腕前で設計図面通りに整地する。世界各地の工事現場だけでなく、東日本大震災の復興現場や放射線の除染作業にも活用を見込む。
運搬などの作業状態を遠隔地で把握する運航管理システムも年内に開発し、収益の新たな核にしたい考えだ。
コマツはGPSを使った建機の遠隔管理システム「コムトラックス」を01年に投入。土砂や鉱物を積載しながら走行する無人ダンプが08年から納入先で本格稼働するなど、戦略製品として次々と送り出してきた。
建機の自動化は米キャタピラーなども取り組み競争は激しさを増しているが、低価格製品で攻勢を強める新興国メーカーとの差別化もにらみ、コマツは今後も積極的に無人化を進める構えだ。