「インザキッチン」では、ビュッフェ形式の朝食も楽しめる=東京都渋谷区(西村利也撮影)【拡大】
すかいらーくは「ガスト」で、年金生活の高齢者を狙い、トーストやピザと飲み物などを組み合わせた300~400円の低価格セットを販売。ロイヤルホールディングス運営の「ロイヤルホスト」は、マフィンに卵やホウレンソウをのせた「エッグベネディクト」などでボリューム感を訴える。
一方、朝食利用者の多いカフェやサンドイッチチェーンも危機感を募らす。プロントコーポレーションは、1日から全国の「カフェ&バー プロント」で、フレンチトースト風のパンにカツを挟んだ「朝カツ」(230円)の販売を開始。サブウェイは15日から、食物繊維が豊富な小麦ブランを使用したパンに野菜を挟んだセット(290円)を投入。低カロリーメニューで差別化を図りたい考えだ。