損害保険ジャパンが手がける「新・海外旅行保険off!」も、12年度の契約件数は前年度比で「推計10%弱伸びた」(同社)。
ネット限定の海外旅行保険には、旅行会社系の損害保険会社も参入。JTBグループのジェイアイ傷害火災保険は昨年6月、「t@biho(たびほ)」を発売した。収入保険料は当初計画を上回り、「懸念していた、JTBのカウンターで扱う従来型の保険との競合も現状は起きていない」(同社)という。またエイチ・アイ・エスなどが出資するエイチ・エス損害保険が投入した「スマートネッと」はアジアやオセアニア地域への旅行者を中心に契約件数を伸ばしている。
損害保険料率算出機構によると、海外旅行保険の新契約件数は、旅行者数の減少傾向などを背景に、06年度の547万件から11年度は489万件まで落ち込んだ。
ネット限定タイプは保険料の割安さが売りなだけに、もうけは小さいが、海外旅行保険全体が伸び悩む中では成長分野といえるため、取り扱う損保各社の期待は大きい。