車離れや高齢者の事故増加で苦戦する自動車保険の損益は軒並み赤字だった。MS&AD傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は10月に自動車保険の保険料を引き上げる方針で、NKSJ傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は4月に引き上げ済みだ。残る東京海上の藤田裕一常務は「(保険料値上げは)選択肢としてありうる」と述べた。
14年3月期は、海外保険事業の順調な拡大を見込んでいるMS&ADと東京海上がそれぞれ49.5%、31.2%の大幅な最終増益を予想。これに対しNKSJは前期に計上した会計上の利益押し上げがなくなるため22.1%の減益になるとしている。
■損害保険大手3グループの2013年3月期連結決算
正味収入保険料 最終利益
MS&AD 2兆6394 (3.1) 836 ( - )
東京海上 2兆5580(10.0) 1295(約21.6倍)
NKSJ 2兆 626 (4.5) 436 ( - )
(注)単位:億円。カッコ内は前期比増減率%。-は比較できず