マツダが27日に一部改良したミニバン「ビアンテ」。写真は最上位クラスの「グランツ」(飯田耕司撮影)【拡大】
マツダは27日、ミニバン「ビアンテ」(排気量2000cc)を一部改良し、発売した。前輪駆動車にマツダ独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を採用したことで、ガソリン1リットルあたりの燃費性能は14・8キロと従来モデルに比べ2・4キロ向上した。同じ排気量で全高1800ミリ以上のトールワゴンのなかでは、ガソリン車として唯一の免税対象となったという。
新たに電動スライドドアを標準装備とした。また、顧客からの要望を受けて、3列目シートの乗員が降りる際に操作する、2列目席のスライド用レバーを分かりやすくするため、赤色に変更した。
このほか、特別仕様車だった「グランツ」を最上位の標準車に変更した。
価格は227万8500~282万9750円(四輪駆動含む)。月700台の販売を目指す。