業務提携を結んだ大日本印刷の閑郁文デジタルサイネージ推進本部長(右)と、クァンタコンピューターの長安弘勲LC事業部営業部長=3日、東京都品川区【拡大】
具体的には、手元のスイッチでこの機能をオンにすると、画面上にサングラスのように薄い色がかかり、ブルーライトをカットできる。長時間利用する場合はオンに、色を重視したい場合はオフにできる。
DNPは顧客企業に対し、このLSIを搭載した端末にオリジナルのアプリケーションを付け加えて、社員教育用や店頭販促用として売り込む。
一方、クァンタはDNPの顧客企業が持つコンテンツやソフトウエアを搭載した高付加価値型端末の製造・販売につなげる。
DNPデジタルサイネージ推進本部の閑郁文本部長は同日の記者会見で「この色調技術をブランド化し世界に売り込んでいきたい」とアピール。デジタルサイネージ事業の拡大を図る。