ソフトバンク株主の来場が始まった総会会場入口=21日、東京都千代田区【拡大】
「でも世界一というのは目標ではなく、行動計画です。最も大切なのは世界一になった後に、人類に何を残せるか、ということです。ITによるライフスタイルの革新、人々に感謝され、人々に尊敬されて初めて、われわれの存在に意義が生まれる。単に世界一の企業を作るのではなく、数字を追い求めるのではなく、『情報革命で人々を幸せにする』。これこそがわが社の思いであります」
《数分間のイメージビデオを上映して、孫社長がプレゼンを終える。大きな拍手がわく。再び、会場の株主との質疑応答に戻る》
株主の質問 「スプリントに入れる資金は当初80億ドルとしていたが、50億ドルに変更した。減らした理由は」
孫社長 「2点あります。スプリントの既存株主に対し、減らした30億ドルを支払う。それをしないと、ディッシュとの提案競争の中で不利になりそうだった。もう一つは、年間2000億ぐらいの経費削減が今後4年間見込める。これは買収を発表したときには見えなかったが、今、見えてきた。経費が削減できるから、スプリントはより早く立ち上がれる。そうすると、スプリントに入れる額が減っても十分いけるのではないか、と考えた」