西武ホールディングスの株主総会会場に入場する株主ら=6月25日午前9時20分ごろ、埼玉県所沢市の西武第2ビル前(西川博明撮影)【拡大】
「サーベラスは取締役の提案を行った。その理由は、西武グループには業績の改善余地があるが、内部統制の盤石化、収益の透明性などは今もって成し遂げられていない。現経営陣は早期上場を目指すと宣言したが、7年経った現在も目標が達成されていない。サーベラスが出資した際に契約した助言を一方的に断絶した。株主に対する約束を破った」
「サーベラスが西武ライオンズの売却、不採算路線の廃止などを提案したことはなく、将来提案する意志もない。二転三転する情報開示の姿勢も重大な問題で、上場を目指す会社にはあってはならない。当社は取締役会を支配する意図はない」
《質問時間が10分を経過したので、あと1分でと後藤社長が求めた》
サーベラス・ジャパン鈴木社長 「われわれは西武グループの内部統制の改善、企業価値の向上を目的としている。上場後も長期保有し、支援援助していく方針。西武HDは日本有数の企業に成長しうる夢のある会社。サーベラスは企業価値を向上させ、上場を果たし、海外投資の成功例になってもらいたいと思う」
「議事運営にお願いがある。マスコミも注目している。マニュアルではない後藤社長の言葉で語って欲しい。きちんと説明責任を果たしていただきたい」