関西国際空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションは持ち分法適用会社だが、エアアジア・ジャパンから衣替えするLCC子会社とは別組織として運営する。
エアアジア・ジャパンは昨年8月に成田空港を拠点に運航を開始。だが、利用客の低迷で収益は伸び悩み、今年6月に合弁解消が決まり、ANAHDはエアアジアが保有するエアアジア・ジャパン株を取得して完全子会社化していた。
合弁解消で意思決定を一本化したことで、今後はANAHD主導のもと、LCC事業をどう立て直すかが問われる。清水上席執行役員は「日本のマーケットに合ったきめ細かい配慮やサービスで浸透し、収入を上げていくことが必要」と語った。
一方、ANAHDが同日発表した2013年4~6月期の連結決算は、最終損益が66億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)に転落。ボーイング787型機が5月末まで運航を停止していた影響に加え、円安で燃油費がかさむなどしたことが利益面を下押しした。