動物をモチーフにした「パモジメッセージカード」【拡大】
名刺や封筒など紙製品メーカーの山櫻は、アフリカ南部のザンビアに生息する動物をモチーフにした「パモジ メッセージカード」を発売した。社会貢献につながる商品を選んで購入する道徳的(エシカル)な消費者が増える中、“エシカルなカード”として提案する。
ザンビア産のバナナの茎から作られた紙を用いた「パモジ」シリーズの第2弾。茎から取り出した繊維をザンビアから輸入して日本で製紙化し、同社が商品化する。廃棄していた茎を資源にすることで、生産地の環境保全や雇用創出に貢献する。
ザンビアのエンフエ村近くには、貴重な動植物の生息地域がある。そこで暮らす「シマウマ」「キリン」「ヒョウ」をテーマにデザインした3種類のメッセージカードを用意した。
カード1枚と封筒1枚を組み合わせたセット商品で、価格は210円。カードには、それぞれの動物をイメージさせる模様を描いた。封筒には、動物のシルエットを印刷した。
同社は新商品を通じて、身近な国際貢献の機会を提供したい考え。ターゲットは幅広い年代の女性で、3種類合計で1万セットの販売を見込んでいる。